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畳業界へ身を置く自分へⅡ [私見/頭の中/ボランティア]

前回の業界に徒然おもふこと。。。


苦言的な私見

<1> 良くない職人の見本

・お客様と、知り合いとの線引きが出来ていない。
・仕事を、頂いているのに、仕事を、してやってると勘違い
・整理整頓の意味を理解していない。
・身なり、服装のみすぼらしさ。
・お客様視点でなく、自分視点の押し付け。
・失敗をごまかすのも、腕の良さと勘違い。
・商品の詳細説明の欠如。
・新しい意見を、聞く視野が圧倒的に狭い。
・伝統に対して、既成と規制で雁字搦め。
・作る事だけを追いかける。


<2> 失敗する経営・販売戦略「個人店に思う事」

・安易に価格破壊へ進む。 「壊した価格は、二度と元には戻らない」
・数字を追いかけ過ぎて、気配りの欠如。
・顧客の管理が曖昧。
・お客様の満足より、自分の売上げを優先に考える。 「マネージメント過剰重視」
・販売戦略が、何年も前から変わっていない。 「方向性の迷い」

・他業界のそれなりの流行を追いかけてしまう。

・大手工事店の真似をする。安売り店の影響を受け過ぎている。 「大手の小型化程しらける商法は無い」

・オリジナリティーが無い。 「戦後の高度成長が、職人の創造を邪魔した」 

・計画性無く、店構えだけ大きくしてしまう。 「方向性の迷い」

・畳屋が、見て良い物を押し付けてしまう。 「消費者にとっては、ありがた迷惑」

・産地を詐称。 「もはや罪」

・アフターサービスの欠如。 「必要性を感じていない」






【完全なる私見】


上記を、見直して見て改めて気づくのは、この業界は、
健全に進んでいた感があるのに、突然、何処か大事な所で、
何かに飲まれ、道を間違えてしまった様に感じる。
イヤな時代の流れに・・・・・マイナスのスパイラル・・・・

戦後高度成長は、職人の粋な創造さえも奪ってしまったのだろうか。。

今では、出来なくなっている、お客様目線で考えると言う事も
偉大なる先人達は、口は悪くも、粋な職人を実践していたのだと思う。
アフターサービスも、お茶飲みの挨拶回りで実践。
伝統を受け継ぐだけで無く、伝統を進化させてきたハズ。

私達が生きるこの時代、ご近所付き合いだけでの経営戦略も難しいのもわかるが、
お客様の満足が有ったうえに、自分達の満足が有る事を再認識し、
雨降って地固まると言うこともあり、もう一度、小売商売の基本に戻る事を提言したい。
大手の真似事や、マネージメント過剰重視の、ホワイトカラー拠り経営でなく、
泥臭い営業方法も有りきの小さなサービスも、軽視せず実践し、
その中で、他業界とのコラボや、情報の提携など大きな視野で連携して行きたい。
今の時代、自分達の仕事やサービスは、ネットを通じて、全世界に発信も可能であり、
私は、自分の親方から、代を継承するに当っては、上記を実践して
未来型の原点回帰を目指して行きたい。ハイブリット畳店
それこそが、私達の年代の、ロストジェネレーション
今、出来る伝統の進化と捉えている。

私は、まだまだこの業界にかなりの伸びしろを感じていて、
見つめ直す角度次第「市場を見直す事も視野に入れて」で、
まだまだ、伸びる業界でも有ると確信している。
下降景気を憂い、キズを舐め合うのでは無く、
下降から、上昇させる事で、自分のモチベーションを保ち、
上げて行きたいしそれが、この業界に身を置く自分の使命とも感じている。






なんてね。。

たまに、畳業界の事も真面目に考えたりもしてんのよ♪


明日も青柳畳店は真心込めて営業中[黒ハート]



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