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震災者用仮設住宅に畳が入らない訳。 [時事的/お知らせ]

昨日アップしたブログを読んだ方から

前半の家族ネタが幸せすぎて
後半が伝わないと....

昨日と同じ内容で御免。


さてさて、ここからは、
人道外れた価格提示をしている
プレハブメーカーの話。


今回の地震で被災者向けの
仮設住宅の国交省からプレハブメーカーに対して、
今後2ヶ月で仮設住宅3万戸以上の
供給をするように指示が出ていましたが、
その為の動きが出ています。

各県からの建設要請の仮設住宅戸数は、
福島14000戸、宮城10000戸、
岩手8800戸とのことです。

しかし、この住宅の床の仕様は??


どうやら、プレハブメーカーの価格の叩きと
ピンハネが凄く、畳が入る可能性は低い。

未確認だが一枚4000円の予算で、
1300円ピンハネで畳屋は一枚2700円の提示。
作れば作るほど赤字だよね。
しかも、一枚2700円の畳では
粗悪品に粗悪品の粗悪品

真相は1700円で。。と言う話も。。

その価格で無理なら、床はフローリングにすると
ほとんど脅しだよね。。



間違いなく国産イグサの仕様は無理で、
早くに救援の手を挙げた
熊本のイグサ農家さんの気持ちも
踏みにじる事でしょう。






確かに価格の問題もありますが
この期におよんでも利益利益。。
人の命より善意より重い利益を
感じる企業があるのがなんとも..。

企業としては仮設住宅を建てるのが目的に
なってしまって、その住宅で当分の間
暮らすことになる被災者のことは
考慮されていないように思えて
悲しい気持ちになります。

どれだけ人道的に外れた価格提示と
ダメなら畳いらないと脅された経由を
世論に知らせてあげたい。

畳業界のBIG DADDYのブログ

http://www.tokai-kiki.co.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=1510

いよいよ、畳が入らない可能性高いね。

でもね、でもねホントの支援なら、

無償だってやる畳屋は沢山あるのだよ。
現に準備もしてた状態で行政の判断待ちだったの。


プレハブメーカーの狙ってる見解は、その後なんだよね。
阪神淡路の時、困っているから値段なんて関係ないと
畳屋が業界全体で頑張ったの。

しかし、メーカーは震災と関係ない工事の価格も

震災時の価格を持ちだして畳屋の首を絞めた。

それが原因でまともな工場は閉鎖され、
粗悪な大量生産工場だけが生き残ったってわけ。

今では、その大量生産工場でさえも危ないのよ。
価格を叩かれるから国産のイグサを使えず、

需要の無い熊本のイグサ農家は、
どんどん減っていき
平成元年に8000軒あった農家は700軒を切りました。。

震災においての支援なら、畳業界は喜んでやるのさ。
みんな気の良いオッサンばかりなんだから。

昨日の夜、この現状を知っていても、
それでも無償で送れる畳表を集める!!
っと、イグサ農家さんから連絡があった。

僕は、全身が震えてしばらく涙が止まらなかった。


青柳畳店は明日も真心込めて節電中&Pray for Japan

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