強さとは優しさ。

ウチの長男

天晴：４才


普段はカメラを向けると

常にこんな感じ








彼の妹が8月に誕生したのだが
産れて二週間で熱を出し
入院する事に....





小さな手に繋がれた点滴を見ると
心を締めつけられる思いでした。






息子も、『スイちゃん可哀そう』と眉を下げて
見ていました。


息子は本当に優しく

ママが鼻水を吸って
妹が泣いてしまうと

『もう..止めてあげて..』と懇願し




泣き叫ぶ赤子にママが疲れて...
思わずママも口から

『もー！！』っとこぼれた時も..


『ママ..赤ちゃんだから怒らないで....』

たしなめられ...

私達、大人が気付かされる事が多いです。




娘の入院が少々長引いき

彼がママと離れて生活をしなくてはいけない時に


私は、この子の優しさ、そして強さを知りました。








普段は、こんな感じのおちゃらけボーイですが...













娘の入院する病院へ

私と一緒に面会に行って

病室から帰る時の一コマです

彼は、病室を去る時に、ママと抱き合ってお別れをして

何歩か進むと

一度後ろを振り返り

大好きなママにバイバイをして

私がいる、病室の入口方向に歩いて来ます、




その時の彼の顔の異変に私は気付きました

それは、私も今までに見た事もない


チカラを込めた顔で

震えながらグっと唇噛んで涙こらえてました。

病室を出て、廊下の角を曲がり

エレベーター内で

私の足にしがみついて

溢れる涙を流していました。


私は彼に聞きました。



淋しいの？

『うん...』

『スイちゃん可哀そうだね』



私は、お部屋で泣くのを我慢して偉いねっと言いました



彼はボソボソと話し始めました..

『うん..ママは天晴の事好きでしょ、
お部屋で天晴が泣いたら、ママが淋しくなっちゃうから..』


彼の淋しさは十分に理解しています。

大好きママが出産でしばらく家に居なくて
その淋しさを乗り越えて、やっとママが帰って来た矢先に
またママがいない生活....



しかし、彼が淋しさを心配して思いやっていた相手は
自分で無く、大好きなママでした。


彼は自分の淋しさよりも、幼い妹の事、付き添うママの事
を先に思いやっていた事に

私は心が奮えました。


私は、彼にいつもこう言います。

『まずは他の人だよ！』

『保育所の先生は、お節介と言い、
まずは自分の事をやれ！』って言うかもしれない



『でも、他の人が困っていたら、
自分の事は後で良い
まずは他の人を手伝ってあげな』

『大好きな人の事考えながら何かしてごらん
何でも出来るよ！』



『まずは自分の事を先に考える人間などに、
いざ、自分が困った時に、誰が手を差し伸べてくれるか』




っと教えていた事を何となく感じてくれていたのかと・・

彼に相手を思いやる優しさと強さを再認識させられた出来事でした。


昨夜は頑張って妹のオムツ替えに挑戦してました。
10発は蹴られてました（笑




そんな天晴のおかげで
妹は超ご機嫌




















最後はママとセッション。
カトチャン！ぺ！






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